本日はH様の玄関が会場です。
『雑多な自宅玄関付近の写真をお送りします。
上から、平体さん、南舘麻美子さん(版画)、中村ケンゴさん( 噴出し型の鏡)です。
自宅のあちこちに、小さめの作品を飾っています。』
チラッとバギーが写り込んでいるのをみて、小さなお子様がいらっしゃるのだなぁと。
玄関に置いてあるということは、きっとほぼ毎日出番があるのでしょうね。
昨日は、お客様ご自身についてお話を伺うことがあることをお伝えいたしましたが、よく来てくださる方でも、まったくお話しないこともあります。
お住まいはどちららなのか、どのようなお仕事なのか、美術館やギャラリーをたくさん巡られているのか。
芳名帳にお名前を書かない方もいらっしゃいますし、こちらからアレコレお尋ねするのも違う気がして、お客様それぞれとちょうどいい間合いとなっていると良いなぁと接しているつもりです。
こちらH様と、展覧会会場でたくさん会話をしたわけではありませんでしたので、お返事いただけたこと、さらにはこの一枚の写真から受け取ることがたくさんあり、とても嬉しかったです。
額をお飾りいただく位置が高いように感じたのですが、
お子様の手が届かない場所、落ちにくいように?
出掛けるとき、帰ってきたときに、見上げてくださっているのかしら?とか。
なんだか御札のようなありがたみも感じるほどです。
ご自宅のあちこちに小さめの作品をお飾りとのこと、お子様もそれを毎日目にすることで、大人になっていくときに、それはきっと心のどこかに記憶されるだろうと、勝手に想像して、とてもあたたかい気持ちになったお返事でした。
他の場所の作品のこともお伺いできたら嬉しいので、ギャラリーが再開いたしましたら、是非お立ち寄りください。ほんとうにありがとうございました。